フェイスシールド
2020年06月04日

緊急事態宣言が解除されましたが、
新型コロナウイルス感染拡大が収束したわけでは無いので注意して訪問しています。
ゴールデンウィーク前に作業療法士がクリアファイルでフェイスシールドを作ってくれました。
利用者様とセラピスト、看護師、お互いの、リスクと不安を軽減を図ります。
特に言語聴覚士は、口腔運動(開口や舌運動など)や口型模倣(特に失語症で発語失行がある方)をして頂く為、マスクを外して利用者様に接しないといけません。
フェイスシールドがあると対面してしっかりと見て頂き、模倣して頂くことが出来ます。
これまで変わらない練習が可能です。
少し休みなどが続くと、口腔機能など低下がみられ、
日常生活だけでは機能保持が難しい所もあります。
自主トレなども含めて動かしていかないと短期間でも低下することが改めて感じました。
また、失語症の方もコミュニケーション場面が減ることで、
伝わり方が(書字能力含め)難しくなっています。
日常生活プラスαが大事ですね。
少しずつ、以前の生活が戻って色々な方と
コミュニケーションがとれる場面が増える様にやっていきたいです。
言語聴覚士 井上