集合研修を実施しました ~訪問看護における医療安全~Blog
今月の集合研修では、**「訪問看護における医療安全」**をテーマに研修を行いました。
訪問看護では、利用者様のご自宅という生活の場で看護やリハビリを提供します。病院とは環境が異なり、訪問先ごとに状況もさまざまです。
だからこそ、スタッフ一人ひとりが日頃から安全への意識を持ち、小さな変化や気づきを大切にすることが必要です。


実際の事例をもとに個人ワーク
今回の研修では、講義を聞くだけではなく、同じ法人内で実際に起きた事例をもとに個人ワークを行いました。
実際の事例について、
「なぜこのようなことが起きたのか」
「どこにリスクがあったのか」
「同じことを繰り返さないために、どのような対策ができるのか」
を一人ひとりが考えました。
実際に身近で起きた事例だからこそ、「自分だったらどうするか」「自分たちの業務にも同じようなリスクはないか」と、自分事として振り返る機会になりました。
「反省して終わる」のではなく、次の対策へ
今回の研修の中で、特に印象に残った管理者からの言葉がありました。
「何かが起きたときに、個人の責任として反省して終わるのではなく、チームで気づきを共有し、カンファレンスなどを通して対策を考え、次につなげていくことが大切。」
何かが起きた際に「誰が悪かったのか」で終わるのではなく、なぜ起きたのかをチームで考えること。
一人の気づきをチームで共有し、カンファレンスなどを通して具体的な対策を考え、実践する。そして、その対策が機能しているかを確認し、必要に応じてさらに改善していく。
こうしたPDCAサイクルを継続していくことが、再発防止やより安全で質の高いサービスにつながります。
日頃から「気づき」を共有できるチームへ
医療安全は、研修の時間だけ意識するものではありません。
日々の訪問の中で感じた小さな違和感や、「こうした方がもっと安全かもしれない」という気づきを、スタッフ同士で気軽に共有できることも大切です。
一人の気づきを一人だけのものにせず、チーム全体の気づきへ。
そして、何かが起きたときだけではなく、普段からみんなで考え、対策し、振り返ることができるチームでありたいと思います。
神戸在宅リハビリテーション事業団では、定期的な研修やカンファレンス、日々の情報共有を通して、スタッフ全員で医療安全への意識を高めています。
今回の研修で得た学びを日々の訪問に活かし、これからも利用者様、ご家族の皆様に安心して在宅生活を送っていただけるよう、チーム全体で安全で質の高いサービスづくりに取り組んでまいります。

総務企画部 地域リハケア推進室 松本 綾