神戸で「もっとリハビリを受けたい」という声に応える
神戸で訪問看護や訪問リハビリに携わっていると、利用者様やご家族から、
「もっとリハビリを受けたい」
「歩けるようになるために、もう少し練習したい」
「退院してからリハビリの量が減ってしまった」
「介護保険の範囲だけでは物足りない」
という声をいただくことがあります。
私たちは2007年から神戸で在宅サービスに携わってきました。
長くこの仕事をしていると、制度が整ってきた一方で、制度だけでは十分に応えることのできないニーズも見えてきます。
その一つが、「もっとリハビリをしたい」という希望です。
リハビリは「できるようになるまで」続けたい
病院に入院している間は、比較的集中的にリハビリを受けることができます。
しかし、退院して自宅に戻ると状況は変わります。
介護保険や医療保険を利用して訪問リハビリを受けることはできますが、公的な制度である以上、一定のルールがあります。
そのため、
「週にもう1回練習したい」
「1回の時間をもう少し長くしてほしい」
「外を歩く練習をもっとしたい」
と希望されても、すべてを保険サービスだけで実現できるとは限りません。
利用者様からすると、制度上の区切りよりも、
「自分ができるようになるまでリハビリを続けたい」
という思いの方が自然ではないでしょうか。
ここに、自費訪問リハビリの一つの役割があると考えています。
病院で歩けても、自宅では歩けないことがある
在宅でのリハビリには、病院でのリハビリとは違う難しさがあります。
例えば病院では100メートル歩くことができても、自宅に戻れば、
玄関には段差があり、
廊下は狭く、
階段があり、
外に出れば坂道があります。
特に神戸は坂道の多い地域です。
室内を歩くことができることと、実際に地域の中で生活できることは同じではありません。
「自宅の前の坂道を歩けるようになりたい」
「近所のスーパーまで行きたい」
「バス停まで一人で歩きたい」
こうした目標は、その人が実際に暮らしている環境でリハビリをするからこそ取り組めるものです。
自費訪問リハビリは「保険外だから良い」のではない
自費サービスというと、
「介護保険より良いサービスなのか」
と思われることがあります。
私はそうは考えていません。
介護保険や医療保険による訪問リハビリ、訪問看護からのリハビリには非常に重要な役割があります。
まず公的サービスを適切に利用する。
その上で、制度だけでは足りない部分や、本人がさらに希望する部分を自費サービスで補っていく。
この考え方が大切だと思っています。
つまり、
「保険か自費か」ではなく、「その人に何が必要なのか」から考える。
これが、これからの在宅リハビリには必要ではないでしょうか。
「もっと良くなりたい」という思いに応えたい
年齢や病気に関係なく、
「もっと歩けるようになりたい」
「もう一度外出したい」
「家族と旅行に行きたい」
という気持ちを持っている方はたくさんいます。
その希望に対して、
「制度上ここまでです」
だけで終わらせるのではなく、
他にできる方法はないのか。
私たちは、そこを考える会社でありたいと思っています。
自費訪問リハビリは、そのための一つの選択肢です。
次回は、「自費訪問リハビリだからこそできること」について、より具体的に考えてみたいと思います。
吉田